技能実習生の作文
福岡県外国人研修生受入組合連絡協議会主催の「第1回 外国人研修生・技能実習生日本語作文コンクール」で福岡情報ビジネスの実習生で、見事優秀賞に輝いた張亮さんと特別賞を受賞したロショウさんの作文を紹介します。
「第1回 外国人研修生・技能実習生日本語作文コンクール」優秀賞

- 名前 : 張亮
- 出身 : 中国
- 職種 : 型枠施工
「道中ご無事で」
時間が経つのは早いものです。日本へ来てから、瞬く間に二年が経ちました。先輩にして大親友である劉さんと一緒にいられるのも残り一カ月ととなりました。
彼との出会いは二年前にさかのぼる。当時、日本に来たばかりの僕は、異国での生活になれず、毎日悲しみに暮れていました。内気な性格ですから、昔から人付き合いが苦手な僕には、そんな悩みを打ち明けられる相手はいなくて、ストレスは日に日に増えるばかりでした。こんな自分にも、いつか心から信頼できる友人が出来るのだろうかと、よく自分に問いかけました。
そんな苦境から僕を救い出してくれたのは劉さんでした。大げさだと思うかもしれないですが、当時の僕には一生懸命に頑張る彼の姿はキラキラと輝いて見えたのです。
「人間は目標を持って、努力しなければならない。光陰を無駄にしてはいけない。」と彼はよく言っていました。その言葉通りで、彼は仕事の傍らに、日本語を一生懸命勉強していました。そんな彼の姿はいつも僕に勇気を与えてくれました。そしていつしか彼は僕にとって、親友とも呼べる存在になっていったんです。
今思えば、彼は僕にとって友達というよりは兄のような存在だったのかもしれません。彼にももちろん短所はありましたが、それらを圧倒するほどの信念の強さや決断力を彼は持ち合わせていました。日本に来てからの二年間、僕は彼の背中を追いつづけてきました。
あと一カ月あまりで別れを告げなければならないと考えると、胸が張り裂けそうな悲しみがこみ上げて来ます。しかし彼には彼の帰りを待つ家族がいます。別れは辛いですけど、友の幸せを願いたいと思いました。
彼は私に友情とい物を教えてくれました。友達なんで、得をする損をするの関係で成立している嘘の関係だと思っていた僕に、真の友情を見せてくれました。人波にうもれてさまよっていた僕に、手をさしのべてくれました。この感謝の気持ちはいくら言っても言いつくせません。それなのに、私はまた一度もこの思いを彼に打ち明けたことがありません。この場を借りて一言お礼を言いたいと思います。
今までありがとう。道中ご無事で。一生の友へ・・・。
「第1回 外国人研修生・技能実習生日本語作文コンクール」特別賞

- 名前 : ロ ショウ
- 出身 : 中国
- 職種 : メッキ
「明日のために」
明日の生活をより良いものにするために、日本への仕事に来て、も2年半になりました。私は中国と日本の間には確かにある程度の違いがあることに気が付きました。物価と科学技術の違いの他にも、生活の細やかなところでもその違いはあります。
初めて日本に来た時、人々が犬を散歩するとき、いつもゴミ袋とシャベルを手にしているのを見てとても不思議に思いました。その後犬のフンを取るためにそうしているのだとしりました。畑の端でも道端でも、フンを持ち帰っていました。初めて日本に来るとき、ゴミ分別の問題にとても悩みました。2年半の自分の体験により、ゴミ分別が本当に生活と環境保護にとって大切だと思いました。このような事柄は、中国人には出来ないのでしょうか?中国ではまだ行っていません。
ひまの時、同僚の友としゃベル時、中国の発展はとても早いが、交通問題や環境保護などの多くの問題もあると感じています。こうしたことを言う時、自分も少し恥ずかしく思います。日本はとても発展しています。車はとても多いですが、クラクションの音をあまり聞きません。人々はみんな交通規則を自覚して守っています。国内ではとても広い道路でも、クラクションの音が朝から晩まで鳴りつづけ、交通事故もよく発生します。
日本の川の水がとても透き通り、魚の群れが泳いでいます。国内の多くの川では魚はもちろん、草までも枯れています。工場の汚水を気ままに川に流している、多くの川はとても汚染しています。真っ黒な煙を出している煙筒はどこでも見られます。しかし日本ではこうした状況はほとんど見られません。宿舎の近くに大きな工場がありますが、こうした状況これまで見たことがありません。中国の人々は環境保護について、もと意識すべきです。
自分と他の人々の交通安全のために、私たちが生活している環境のために、つまり明日のために、日本は確かに私達が学び手本にする価値があります。いま日本にいるの中国人のみんな、いしょに頑張りましょう。自分のために、将来のために、いいところしっかり勉強してください。







