① 薬草の中で最高の抗ガン作用がある
ヨモギには発ガン抑制因子として名高い「インターフェロン」と」いう成分がある。
小島保彦博士(元東京大学伝染病研究所)が発見し「ウイルス抑制因子」と名付けた。
小島博士はヨモギの葉緑素のある物質が「インターフェロン」を増やす働きをすることも発見。


② 活性酸素を消す働きが強い
前田浩教授(熊本大学医学部)が、200種類以上の野菜や山菜の活性酸素消去能力を調べたところ、ヨモギはそれらの中でいちばん「活性酸素」を消す働きが強かった。さらに水で抽出したヨモギの場合は、野菜の中で最高値を示した。
佐丸義男講師(東京大学医科学研究所)も、いろいろな野草、薬草をマウスに与えた結果、ヨモギを与えたマウスの寿命が長く、抗がん効果があったと発表。活性酸素を消す働きはブロッコリーの100倍(カルシウムの制ガン効果による)


③ 余分な脂肪を分解する働き(コレステロール低下作用)
細胞の代謝異常を改善するため、心臓病、動脈硬化、脳梗塞、肝硬変、脂肪肝などの脂肪の代謝異常から来る病気に効果大。また、細胞の代謝(新陳代謝)がよくなると、 血液循環がよくなるため、体が温まり、稗からくる痛みを伴う病気(冷え性、貧血、生理痛、腰痛、ひざの痛み、腎臓透析の痛み、偏頭痛、など)を改善する。

④ 葉緑素が抜群に多く、血液浄化として働く
ヨモギは他の緑葉植物と比べて葉緑素が抜きんでており、汚れきった血をきれいにする。葉緑素は食物繊維と一緒にとると、コレステロール低下作用がさらに高まることがわかっている。浄血に加えて増血、殺菌作用や血液の流れをスムーズにする働きがあり、ヨモギは「青い血液」と呼ばれる。

⑤ 野菜不足を補いビタミンやミネラルを供給する
(ヨモギの粉末の成分)
食物繊維 = ホウレン草の15倍、人参の12倍
カルシウム = ホウレン草の22倍、牛乳の12倍、人参の31倍
ビタミンA = 牛乳の31倍
カロチン = 牛乳の1472倍
酵素 = 13種類(他の植物は2~3種類) 葉酸が特に多い
その他 = ビタミンB2、C、D、鉄、カリウム、ナトリウム


⑥ 漢方では気血・経脈を温め、寒湿をとり、冷痛を止める働き(陽性)
浄血・補血作用・吐血・下痢・神経安定、保温効果。アイヌでは「神の草」と呼ばれる。

⑦ 中医学(陰陽五行説)では肝系統、心系統を養う
青い色の植物は肝、胆のう系を養うとされる。肝臓は脂肪を代謝したり、血液を配分したり、熱を産み出す。また、ダイオキシンなどの化学物質を解毒する働きをもつ。ヨモギの苦味はフラボノイド。苦味は心・小腸系を養う味。血液循環に関する病気を癒す。

松田有利子著「ガンに打ち克つ自然食パワー」より

こんな人にお勧めします!
● 貧血でお悩みの方
● 体温が低くて風邪を引きやすい方
● 冷え性の方
● 野菜不足と思われる方
● ダイエットを考えている方
● 婦人科系で悩んでいる方
● 傷口が治りにくい方
● 外食の多い方
● 便秘の方
● 中性脂肪、コレステロールを気にされる方
ヨモギの豆知識
ヨモギは、昔から血をきれいにすることでしられています。また、ヨモギは漢字で「良然草」と書き、もぐさの原料としても知られています。
ヨモギは、春の新葉をつんで乾燥させ、ヨモギ餅などをつくります。熟成した葉は、もぐさの原料にします。葉はギザギザが多く、葉の裏には繊毛がたくさん生えています。葉としては陽性が強く、漢方では体を暖める効果があると記されています。また、ヨモギを乾燥させたものをお風呂に入れると、腰痛・肩こりに良く、煎じて飲むと健胃、便秘、冷え性、貧血に良く、傷口に塗ると止血効果があると記されています。


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